「ハワイの素敵なレストランを予約したけど、どんな服装で行けばいいの?」「ドレスコードで女性が履く靴って、スニーカーはダメ?」「そもそもフォーマルな靴は必要なの?」そんな疑問をお持ちではありませんか。
ハワイ旅行の準備を進める中で、特に悩むのがディナーの服装、中でも靴の選び方ですよね。
この記事では、ハワイのドレスコードに関する女性の靴問題に焦点を当て、まずは着るべきドレスコードは?という基本から、レストランで注意したいNGな服装は?といった具体的な注意点まで詳しく解説します。
さらに、一枚で決まるワンピースの魅力やハワイの正装、ムームーとは何か、あると便利な小ぶりのバッグの選び方にも触れていきます。
スニーカーはドレスコード違反?という誰もが気になる疑問や、ハワイで活躍するおすすめの靴、参考にしたい男性の靴の例もご紹介。
最後に、総括:ハワイのドレスコードと女性の靴として、知っておくべきポイントをまとめます。
この記事を読めば、もうハワイでのレストラン選びに臆することなく、自信をもっておしゃれを楽しめるようになります。
ポイント
- ハワイのドレスコードの基本ルール
- TPOに合わせた女性の服装と靴の選び方
- ドレスコードで失敗しないための注意点
- ハワイのレストランで好印象なコーディネート
ハワイのドレスコード、女性の靴と服装
- まずは着るべきドレスコードは?
- レストランで注意したいNGな服装は?
- 一枚で決まるワンピースの魅力
- ハワイの正装、ムームーとは
- あると便利な小ぶりのバッグ
まずは着るべきドレスコードは?

ハワイのレストランで最も多く指定されるドレスコードは「リゾートカジュアル」です。
これは、リゾート地らしいリラックス感を保ちつつ、ある程度のきちんと感を求めるスタイルを指します。
完全にフォーマルな服装を用意する必要はありませんが、ビーチに行くようなラフすぎる格好は避けるのがマナーです。
具体的には、女性であれば上品なワンピースや、ブラウスにスカートやパンツを合わせたスタイルが基本となります。
男性の場合は、襟付きのシャツ(アロハシャツも含む)にチノパンなどのロングパンツが一般的です。
ハワイの多くのホテル内レストランや高級ステーキハウスでは、このリゾートカジュアルを基準に考えておけば、まず間違いありません。
リゾートカジュアルのポイント
- 女性:ワンピース、ムームー、ブラウス+スカートなど、上品で清潔感のある服装。
- 男性:襟付きシャツ(アロハシャツ可)、長ズボン(チノパン、スラックス)、つま先の隠れる靴。
- 共通:カジュアルすぎず、フォーマルすぎない、リゾート地のディナーにふさわしい服装。
このように言うと難しく聞こえるかもしれませんが、基本は「そのお店の雰囲気に敬意を払った服装」を心がけることです。
日本で少しおしゃれなレストランに食事に行く際の服装をイメージすると、分かりやすいかもしれません。
レストランで注意したいNGな服装は?

ドレスコードが指定されているレストランでは、避けるべき服装があります。
知らずに入店しようとして恥ずかしい思いをしたり、最悪の場合入店を断られたりすることもあるため、事前に確認しておくことが重要です。
特に高級レストランでは、お店の雰囲気を大切にしています。
以下のアイテムは、たとえドレスコードが「カジュアル」とされていても、ディナータイムには避けるのが無難です。
ディナーで避けたいNG服装リスト
以下の服装は、ビーチや日中の観光には適していますが、ドレスコードのあるレストランではマナー違反と見なされる可能性が高いです。
- Tシャツ、タンクトップ、キャミソール(羽織ものがあればOKな場合も)
- 水着やサーフパンツ、極端に丈の短いショートパンツ
- ダメージ加工のあるジーンズ
- ビーチサンダル、ゴム製のクロックス
- 野球帽などのキャップ類
特に足元は意外と見られています。
ビーチサンダルやラフなサンダルは避け、女性ならきれいめのサンダルやミュール、男性ならつま先の隠れる靴を選びましょう。
日中の観光からそのままディナーへ行く場合は、一度ホテルに戻って着替える時間を計画に入れておくと安心です。
一枚で決まるワンピースの魅力

ハワイ旅行の服装で、特に女性におすすめしたいのがワンピースです。
ワンピースが一枚あれば、コーディネートに悩む時間を省けるだけでなく、多くのメリットがあります。
まず、荷物をコンパクトにできる点が大きな魅力です。
トップスとボトムスを別々に持っていくよりもかさばらず、スーツケースのスペースを有効活用できます。
素材も、シワになりにくいものを選べば、アイロンの手間もかかりません。
また、デザイン次第でカジュアルにもエレガントにも着こなせるため、一着で様々なシーンに対応可能です。
昼間はフラットサンダルと合わせて街歩きに、夜はヒールのあるサンダルとアクセサリーをプラスすれば、素敵なディナーコーデが完成します。
リゾート感あふれる華やかな柄のサマードレスやマキシドレスは、ハワイの雰囲気にもぴったりで、写真映えも抜群です。
ハワイのレストランや商業施設は冷房がかなり効いていることが多いです。
素敵なワンピースを着ていても、寒くて楽しめなかったら残念ですよね。
温度調節ができるように、薄手のカーディガンやショールを一枚バッグに入れておくことを強くおすすめします!
ハワイの正装、ムームーとは

ハワイの伝統的な衣装として知られる「ムームー」は、実はハワイにおける女性の正装とされています。
アロハシャツが男性の正装であるのと同様に、ムームーは結婚式やパーティー、そして高級レストランでのディナーなど、フォーマルな場面で着用される格式のある服装なのです。
ムームーの特徴
本来、ムームーはゆったりとしたシルエットが特徴で、体を締め付けず、風通しが良いように作られています。
これは、ハワイの気候に合わせて快適に過ごせるように工夫された結果です。
デザインは、ハイビスカスやプルメリアといったハワイらしい植物のモチーフが描かれた、色鮮やかなものが多く見られます。
近年では、伝統的なスタイルだけでなく、現代的なデザインを取り入れたスタイリッシュなムームーも増えています。
レストランでのディナーのためにわざわざ購入する必要はありませんが、もしハワイ挙式に参列する機会があったり、現地でお気に入りの一枚を見つけたりした際には、ぜひディナーにも着て行ってみてください。
場の雰囲気に溶け込み、より一層ハワイでの特別な夜を演出してくれるでしょう。
豆知識:アロハシャツも正装
男性のアロハシャツも、ハワイではビジネスシーンや冠婚葬祭で着用される立派な正装です。
シルクやコットンなどの上質な素材で、派手すぎない落ち着いた色柄のものを選べば、ほとんどの高級レストランで着用が認められています。
あると便利な小ぶりのバッグ

ドレスコードを考える際、服装や靴に意識が向きがちですが、バッグ選びもコーディネートを完成させる重要な要素です。
特に、雰囲気の良いレストランへ行く際は、バッグにも少し気を配ると、より洗練された印象になります。
最も避けたいのは、日中の買い物で増えたショッピングバッグをたくさん持ったまま入店することです。
これは見た目にもスマートではありませんし、置き場所にも困ります。
ディナー前には一度ホテルに立ち寄り、荷物を置いてから出かけるのが理想的です。
ディナーに持っていくバッグは、クラッチバッグや小ぶりのショルダーバッグなど、コンパクトなものがおすすめです。
貴重品やスマートフォン、リップクリームなど、最低限のものが入るサイズで十分でしょう。
服装の色味と合わせたり、逆に差し色になるようなバッグを選んだりすることで、コーディネートのアクセントにもなります。
素材は、革や上品な布製のものが好ましいです。
かごバッグもハワイらしいアイテムですが、あまりにカジュアルすぎるデザインよりは、革の持ち手が付いているなど、少しきちんと感のあるものを選ぶと良いでしょう。
このように、小物一つにこだわるだけで、全体の雰囲気がぐっと格上げされます。
▼ディナーに持っていくクラッチバッグのイメージ
▼ディナーに持っていくショルダーバッグのイメージ
ハワイのドレスコード、女性の靴の疑問
- そもそもフォーマルな靴は必要?
- スニーカーはドレスコード違反?
- ハワイで活躍するおすすめの靴
- 参考にしたい男性の靴の例
- 総括:ハワイのドレスコードと女性の靴
そもそもフォーマルな靴は必要?

「ハワイの高級レストランに行くなら、日本から革のパンプスを持っていくべき?」と悩む方もいるかもしれません。
結論から言うと、ほとんどの場合、厳格なフォーマルシューズ(革のパンプスなど)は必要ありません。
ハワイのドレスコードで重視されるのは、革靴やハイヒールといった「格」よりも、「清潔感」や「全体のコーディネートとの調和」です。
いくら高級なパンプスでも、履き古して汚れていては意味がありません。
逆に、高価なブランド物でなくても、きれいで服装の雰囲気に合っていれば問題視されることは少ないです。
女性の場合、つま先が見えるオープントゥのデザインでも、それがエレガントなサンダルやミュールであれば全く問題ありません。
むしろ、リゾート地であるハワイの雰囲気には、堅苦しいパンプスよりも、少し抜け感のあるきれいめなサンダルの方が馴染みます。
履き慣れないハイヒールで足が痛くなって、せっかくのディナーを楽しめないのは本末転倒です。
無理せず、自分が快適に過ごせる範囲でおしゃれな靴を選びましょう!
ヒールがなくても、上品なデザインのフラットシューズやミュールなら十分対応できますよ。
スニーカーはドレスコード違反?

「ディナーのためだけに別の靴を持っていくのは荷物になるから、スニーカーで済ませたい」と考える方も多いでしょう。
スニーカーがドレスコードでOKかどうかは、レストランの格とスニーカーのデザインによります。
結論として、多くの「リゾートカジュアル」指定のレストランでは、清潔感のあるシンプルなスニーカーであれば許容される傾向にあります。
ただし、これはハワイが観光地であるため、ドレスコードが比較的寛容に運用されているという側面が大きいです。
一方で、「ラ・メール」や「ハイズ・ステーキハウス」のような、より厳格なドレスコードを設けているファインダイニングでは、スニーカーは明確にNGとされています。
予約の際に公式サイトでドレスコードを確認するか、不安な場合は避けるのが賢明です。
OKなスニーカーの例 | NGなスニーカーの例 |
---|---|
単色(白、黒、ベージュなど)でシンプルなデザイン きれいな状態のレザーまたはキャンバス素材 服装に馴染む、控えめなロゴのもの | 汚れや傷が目立つもの 派手な色使いや奇抜なデザイン ランニングシューズやトレーニング用など、明らかにスポーツ用途のもの |
スニーカーで行く際の心構え
スニーカーを選ぶ場合は、「万が一、断られても仕方ない」くらいの気持ちで臨むのが良いかもしれません。
服装全体をきれいめにまとめていれば、靴がスニーカーでも大目に見てもらえる可能性は高まりますが、100%の保証はありません。
ハワイで活躍するおすすめの靴

では、具体的にどのような靴を用意すれば、ハワイの様々なシーンで活躍するのでしょうか。
荷物を増やさず、賢く着回せるおすすめの靴をいくつかご紹介します。
1. ウェッジソールのサンダル
ヒール部分がくさび形で安定感があり、歩きやすいのが特徴です。
リゾート感と程よい高さ(スタイルアップ効果)を両立でき、ワンピースにもパンツスタイルにも合わせやすい万能選手。
日中のショッピングから、そのまま夜のディナーまで対応できます。
2. エレガントなフラットサンダル
ヒールがなくても、ビジューやメタリックカラー、上品なレザーストラップなど、デザインにこだわったフラットサンダルは一足あると非常に便利です。
長時間歩いても疲れにくく、リラックスした雰囲気でありながら、だらしなく見えません。
3. ミュール
かかとが覆われていないスリッパ型の靴で、さっと履けて抜け感を出せるのが魅力です。
きれいめのデザインを選べば、リゾートカジュアルのドレスコードにも十分対応可能です。
ヒールの有無やデザインも豊富なので、好みに合わせて選べます。
靴選びの共通キーワードは「きれいめ」
結局のところ、サンダルでもミュールでも、選ぶ際の基準は「きれいめ」であるかどうかです。
同じサンダルでも、ゴム製のビーチサンダルと、革や上品な素材で作られたものでは、与える印象が全く異なります。
TPOを意識した一足を選びましょう。
参考にしたい男性の靴の例

女性の靴選びの参考として、男性のドレスコードについても知っておくと、レストランの求める「格」がより理解しやすくなります。
男性の靴のルールは、女性よりもシンプルかつ厳格です。
多くのドレスコードがあるレストランで、男性に求められるのは「つま先が隠れる靴(カバードシューズ)」です。
これは、サンダルやスリッポンの一部がNGであることを意味します。
推奨される男性の靴 | NGとされることが多い男性の靴 |
---|---|
ローファー 革やスエード素材のものが一般的。脱ぎ履きしやすく、リゾートカジュアルに最適。 | ビーチサンダル 最もカジュアルな履物と見なされ、ほぼ全てのレストランでNG。 |
デッキシューズ きれいめなデザインであればOK。マリンスタイルに合います。 | スポーツサンダル 機能的ですが、ディナーの場にはふさわしくないとされます。 |
きれいめなスニーカー 前述の通り、店によりますが、白や黒のレザースニーカーなら許容範囲のことも。 | クロックス ゴム製でカジュアルな印象が強く、NGです。 |
このように、男性は「つま先を隠す」という明確な基準があるのに対し、女性の靴はデザインのきれいさや服装との調和が重視される傾向にあります。
この違いを理解しておくと、自分の靴選びにも自信が持てるようになります。
総括:ハワイのドレスコードと女性の靴
これまでの情報をまとめます。ハワイでのディナーを心から楽しむために、以下のポイントを参考に服装と靴を選んでみてください。
- ハワイのドレスコードで最も多いのは「リゾートカジュアル」
- 女性は上品なワンピースやきれいめな服装が基本
- Tシャツ、短パン、ビーチサンダルなどのラフな格好は避ける
- ワンピースは荷物が減りコーディネートも楽なのでおすすめ
- ハワイの伝統衣装ムームーは正装として認められる
- レストランには大きな買い物袋は持ち込まず小ぶりのバッグで
- 厳格なフォーマルシューズ(革パンプスなど)は必須ではない
- 靴選びで重要なのは「清潔感」と「上品なデザイン」
- 女性の場合、きれいめなサンダルやミュールならつま先が見えてもOK
- スニーカーは店によるが、きれいめなデザインなら許容される場合も
- ハイリスクを避けたいならスニーカーは選ばないのが無難
- 歩きやすさと上品さを兼ね備えたウェッジソールは万能
- 男性は「つま先の隠れる靴」が基本ルール
- 冷房対策の羽織ものは忘れずに持っていく
- 迷ったら「日本のおしゃれなレストランに行く格好」を基準に考える