婚約指輪なし、結婚式なし、新婚旅行なし。
このような「全部なし」の結婚スタイルを選ぶカップルが近年増えています。
しかし、その選択について「本当によいのだろうか」「他の人はどうしているんだろう?」「周りからみじめに思われないか」と、少しの不安を感じている方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、それはみじめだと感じる必要はない理由があり、むしろ非常に合理的で賢い選択という考え方もできるのです。
セレモニーにかかる費用対効果を考え、その分をふたりの未来への投資に回す。
これは、これからの長い人生を見据えた素晴らしい決断です。
とはいえ、結婚は人生の節目に特別な思い出を刻みたいもの。
豪華なイベントがなくても、けじめと感謝の機会は作れます。
例えば、始まりの旅として訪れるハワイの非日常がふたりを癒し、かけがえのない時間を与えてくれるでしょう。
ハワイ旅行は予算の柔軟性が高く、過ごし方も自由自在。ハワイで何もしない贅沢を味わう心に残る体験は、まさに指輪の代わりの思い出作りになります。
この記事では、のんびり派のふたりへ、そして少しアクティブなふたりへのモデルプランもご紹介しながら、婚約指輪なし結婚式なし新婚旅行なしで最高の旅を実現する方法を詳しく解説します。
ポイント
- 「なし婚」が合理的で賢い選択である理由
- セレモニーに代わる、けじめと感謝の伝え方
- 始まりの旅にハワイが最適な具体的な理由
- 予算とスタイルに合わせたハワイのモデルプラン
「婚約指輪なし 結婚式なし 新婚旅行なし」はみじめ?
- みじめだと感じる必要はない理由
- 合理的な選択という考え方
- 費用対効果は未来への投資になる
- 人生の節目に特別な思い出を刻もう
- けじめと感謝の機会は作れる
みじめだと感じる必要はない理由

「婚約指輪なし、結婚式なし、新婚旅行なし」という選択をすると、友人や同僚の華やかな結婚報告を聞いて、少しだけ寂しい気持ちになったり、「何か事情があるのでは?」「みじめだと思われているかもしれない」と不安になったりすることがあるかもしれません。
しかし、結論から言えば、そのように感じる必要は全くありません。
近年、結婚のスタイルは劇的に変化しており、いわゆる「ナシ婚」はもはや少数派ではなく、確立された選択肢の一つとなっています。
価値観が多様化し、自分たちらしさを何よりも大切にするカップルが増えた結果、高額な費用をかけてセレモニーを行うことだけが結婚の証明ではない、という考えが広く社会に浸透してきているのです。
実際に、株式会社リクルートが発表した「ゼクシィ結婚トレンド調査」によると、挙式、披露宴・ウエディングパーティーを実施しなかったカップルも一定数存在することが示されています。
これは、経済的な理由だけでなく、「大勢の前で主役になるのは気恥ずかしい」「煩雑な準備に時間をかけたくない」といった、個人の価値観やライフスタイルを優先した結果なのです。
ポイント
大切なのは、世間一般の「当たり前」や誰かの価値観に自分たちを合わせることではありません。
ふたりが心から納得し、これからの人生が豊かになる選択をすることです。
「全部なし」という選択は、他人の評価を気にしたものではなく、ふたりの未来を一番に考えた、誇るべき決断と言えるでしょう。
合理的な選択という考え方

結婚にまつわる一連のセレモニーをすべて行わないという選択は、感情的な側面だけでなく、極めて合理的で賢い選択であると多角的に捉えることができます。
なぜなら、時間、お金、そして精神的なエネルギーという、人生における有限で貴重なリソースを、ふたりの新生活のために最も有効に活用できるからです。
金銭的なメリット:数百万円を未来のために
最大のメリットは、やはり金銭的な負担を大幅に、かつ具体的に軽減できることです。
前述の「ゼクシィ結婚トレンド調査2023」によれば、挙式、披露宴・ウエディングパーティーの総額の平均は327.1万円にものぼります。
これに婚約指輪や新婚旅行の費用を加えると、総額は400~500万円規模になることも珍しくありません。
この莫大な費用を、すべて新生活の基盤作りや将来のための資金に充てられるのは、計り知れないほど大きなアドバンテージです。
時間的・精神的なメリット:ストレスフリーなスタート
結婚式の準備には、一般的に半年から1年ほどの長い期間が必要とされます。
会場選びから始まり、招待客のリストアップ、席次決め、衣装合わせ、両家の意見調整など、無数のタスクをこなさなければなりません。
これらを日々の仕事と両立させるのは、想像以上に時間的にも精神的にも大きな負担となります。
時には、準備が原因でカップルが喧嘩になってしまうこともあります。
「全部なし」を選択すれば、このような煩雑な準備から完全に解放されます。
ふたりでゆっくりと新居のインテリアを選んだり、共通の趣味の時間を楽しんだり、お互いの未来について語り合ったりと、心に余裕を持って新しい生活をスタートできるのです。
特に人間関係のストレスを回避できるのは、見過ごせない大きなポイントです。
「誰を呼んで、誰を呼ばないか」「主賓を誰にお願いするか」といった悩みから解放されるだけで、心穏やかに結婚という大切な節目を迎えられますよ。
費用対効果は未来への投資になる

結婚セレモニーを「なし」にすることで節約できた数百万円は、単なる「節約」に留まりません。
それは、ふたりの未来をより豊かで安定したものにするための非常に強力な「未来への投資」になります。
一日だけの華やかなイベントに使うのではなく、長期的な視点でふたりの資産や経験を築くための原資と考えることができるのです。
例えば、節約できた資金の具体的な活用法を、もう少し掘り下げて考えてみましょう。
- 住環境の充実:新居の頭金を増額すれば、より広く、より駅に近い物件を選べるかもしれません。また、毎月の住宅ローン返済額を軽減できれば、日々の生活にゆとりが生まれます。
- 資産形成のスタート:まとまった資金で積立投資やNISAなどを始めることは、将来の経済的な安定に大きく貢献します。例えば、金融庁が推進する新しいNISA制度を活用すれば、効率的な資産形成が期待できます。早く始めるほど複利の効果を享受でき、教育資金や老後資金の準備を有利に進めることが可能です。
- 自己投資とキャリア形成:ふたりのスキルアップのための学習費用(専門職大学院、語学習得、資格取得など)に充てることもできます。これは、将来のキャリアの選択肢を広げ、収入アップに直結する、非常に費用対効果の高い投資です。
- 豊かな経験の積み重ね:一度きりの豪華な新婚旅行ではなく、毎年の結婚記念日に国内外の様々な場所へ旅行をする、という選択も素敵です。多様な文化に触れ、共に経験を積み重ねることは、何物にも代えがたい精神的な財産となります。
視点の転換
結婚式の一日にかける費用を、これからの何十年という長い結婚生活を豊かにするための「原資」と捉え直すこと。
このように考えると、「全部なし婚」が極めて優れた費用対効果を持つ、未来志向の戦略的な選択であることが、より深くご理解いただけるでしょう。
人生の節目に特別な思い出を刻もう

合理的で数多くのメリットがある「全部なし」という選択ですが、一方で、感情的な側面での注意点も理解しておく必要があります。
それは、「本当に何もしなかった」という事実が、数年後、数十年後にふとした瞬間に寂しい思い出として心に浮かぶ可能性です。
人は、人生の大きな節目に特別な「儀式」や「記念」を求める傾向があります。結婚は、まさにその最たるものです。
この特別なタイミングを、ただ役所に書類を提出するという事務的な手続きだけで終えてしまうと、「友人の結婚式に参列したときに羨ましく感じた」「子どもに『パパとママの結婚式の写真が見たい』と言われて見せてあげられるものがなかった」といった形で、後悔の念が芽生えるかもしれません。
だからこそ、セレモニーの有無に関わらず、ふたりにとって「これが私たちの結婚の記念だね」と、将来何度も笑顔で語り合えるような、特別な思い出を作ることが何よりも大切になります。
豪華な式や高価な指輪がなくても、ふたりの記憶に深く、そして鮮やかに刻まれる体験は必ずできます。
例えば、ふたりだけの特別な旅に出て美しい景色を共有する、オーダーメイドでペアウォッチなど記念の品を作る、プロのカメラマンにふたりがいつもデートする公園での自然な姿を撮影してもらうなど、アイデアは無限にあります。
形式にとらわれることなく、ふたりが本当に心から「やりたい」と思えることは何かをじっくりと話し合い、人生の節目にふさわしい、オリジナルの思い出を創造することが重要です。
けじめと感謝の機会は作れる

結婚式が伝統的に担ってきた重要な役割の一つに、「お世話になった方々への公式な結婚報告と感謝の表明」、そして「新しい生活を始めるにあたっての社会的なけじめ」という側面があります。
式を挙げない場合でも、これらの大切な役割を代替し、誠意を伝える方法はたくさんあります。
親族への報告と感謝:心のこもった食事会を
両家の親族が一堂に会する機会がない分、より丁寧で心のこもったコミュニケーションが大切になります。
最もおすすめなのは、両家だけを招いた食事会を、少し格式の高いレストランや料亭の個室で開くことです。
この場では、ただ食事をするだけでなく、次のような演出を加えると、より感動的で記憶に残る会になります。
- ふたりの簡単なプロフィールや馴れ初めをまとめた「顔合わせのしおり」を準備する。
- 会の冒頭で、ふたりから結婚の報告と、これまで育ててくれたことへの感謝の挨拶をする。
- 婚姻届の保証人になってくれたお礼を述べ、ささやかなプレゼントを渡す。
- 両家の親へ、感謝の手紙を朗読したり、記念品(名入れの食器や旅行券など)を贈呈したりする。
友人・同僚への報告:誠実さとタイミングが鍵
親しい友人には、個別に会う機会を設けたり、少人数のグループで食事をしたりする場で直接報告するのが最も丁寧です。
サプライズで驚かせるよりも、事前に「大切な報告がある」と伝えておくと、相手も心の準備ができます。
職場では、まず直属の上司に報告するのが社会人としてのマナーです。報告のタイミングは、業務が比較的落ち着いている時間帯を見計らい、「プライベートなことで恐縮ですが、ご報告がございます」と切り出しましょう。
その後の同僚への報告のタイミングや方法は、上司と相談して決めるのがスムーズです。
遠方の方やお世話になった方々へは、写真付きの結婚報告ハガキやメッセージカードを作成し、心を込めた一言を添えて送るのも、非常に誠実な方法です。
ポイント
重要なのは、高価な宴席を設けることではなく、自分たちの言葉で、直接、感謝と今後の抱負を伝えることです。
形式的なセレモニーがなくても、一人ひとりへの誠実なコミュニケーションを心がけることで、周囲から温かい祝福を受け、ふたり自身も新しい生活への清々しい「けじめ」とすることができるのです。
「婚約指輪なし 結婚式なし 新婚旅行なし」だからハワイへ
- ハワイの非日常がふたりを癒す
- ハワイ旅行は予算の柔軟性が高い
- ハワイで「何もしない贅沢」心に残る体験
- 指輪の代わりの思い出作りをしよう
- モデルプラン:のんびり派のふたりへ
- モデルプラン:少しアクティブなふたりへ
ハワイの非日常がふたりを癒す

結婚という人生の大きな節目に、ふたりの新しい門出を祝い、未来へのエネルギーをチャージする特別な体験として、ハワイへの旅を心からおすすめします。
結婚式の準備というタスクから解放されたからこそ、その分の時間と予算を、魂が満たされるような特別な旅に充てることができるのです。
ハワイには、日常の喧騒やストレスから心身を解き放ち、深く癒してくれる魔法のような要素が溢れています。
- 圧倒的な自然の力:どこまでも続くターコイズブルーの海、肌を撫でる心地よい貿易風、街中に咲き誇る色鮮やかな花々。ハワイの雄大な自然にただ身を置くだけで、心は自然と解き放たれ、深いリラクゼーション効果を得られます。科学的にも、波の音や緑の色彩にはストレスを軽減する効果があると言われています。
- ゆったり流れる「アロハ・タイム」:「アロハ・スピリット」に象徴される、穏やかで温かい島の雰囲気。時間に追われることなく、ふたりのペースでゆったりと過ごす時間は、お互いの存在を再認識し、絆を深める絶好の機会となります。「アロハ」とは、思いやり、調和、喜びといった多くの意味を持つ、ハワイの美しい文化そのものです。
- 究極の安心感:世界有数のリゾート地であるため、治安が良く、観光客向けの施設やサービスが非常に充実しています。主要な観光エリアでは日本語が通じやすい場所も多く、標識やメニューに日本語表記があることも珍しくありません。海外旅行に不慣れな方でも、ストレスなく安心して楽しむことが可能です。
結婚式の準備に追われることなく、ふたりだけの時間を心ゆくまで満喫する。この旅は、単なるバケーションではありません。
これからの長い人生を共に歩むパートナーとの絆を確かめ、未来の夢について語り合うための、最高に贅沢な「始まりの儀式」となるでしょう。
ハワイ旅行は予算の柔軟性が高い

ハワイ旅行は予算の柔軟性が高い
「ハワイ旅行は費用が高い」という固定観念があるかもしれませんが、実は計画次第で予算をかなり柔軟にコントロールできるのが、旅先としてのハワイの大きな魅力です。
結婚式の平均費用と比較すれば、はるかに少ない予算で、非常に満足度の高い、記憶に残る旅を実現できます。
予算を大きく左右する3つのポイント
ハワイ旅行の費用は、主に「航空券」「ホテル」「現地での過ごし方」の3つの要素で決まります。
これらを戦略的に選択することで、費用を大きく抑えることが可能です。
- 航空券:年末年始、ゴールデンウィーク、夏休みといった繁忙期を避け、比較的旅行費用が落ち着く時期(4月~6月上旬、10月~12月上旬など)を狙うのが基本です。さらに、ZIPAIRなどのLCC(格安航空会社)を利用したり、各航空会社のセール情報をこまめにチェックしたりすることで、往復費用を大幅に節約できます。
- ホテル:ワイキキの豪華なオーシャンフロントのホテルだけでなく、キッチンや洗濯機が完備されたコンドミニアムや、少し中心部から離れたコストパフォーマンスの高いホテルなど、選択肢は非常に豊富です。特にコンドミニアムに滞在し、現地のスーパーで食材を調達して自炊を取り入れれば、食費を大幅に抑えつつ、暮らすような旅が楽しめます。
- 現地での過ごし方:高価なオプショナルツアーに参加しなくても、ハワイには無料で楽しめる魅力的なスポットが数多く存在します。TheBus(市バス)やBiki(レンタルサイクル)を駆使すれば、交通費を抑えながら様々な場所へ行くことができます。ビーチでのんびり過ごしたり、無料のフラショーを鑑賞したりするだけでも、最高の思い出になります。
航空券とホテルはエクスペディアのセット予約が簡単でお得
航空会社やホテルのサイトを一つひとつ見て比較するのは、意外と時間と手間がかかるものです。
そこでおすすめなのが、世界最大級の総合旅行サイト「エクスペディア(Expedia)」です。
エクスペディアなら、航空券とホテルをまとめて検索し、そのままセットで予約することが可能です。
多くの場合、別々に予約するよりも割引率が高い「セット割」が適用されるため、お得に旅行プランを組むことができます。
LCCから大手航空会社、リーズナブルなホテルから高級リゾートまで、選択肢が非常に豊富なのも魅力です。
注意点
LCCを利用する場合、受託手荷物(預ける荷物)の料金が別途必要であったり、機内サービス(食事や飲み物など)が有料であったりする点には注意が必要です。予約時に料金体系やルールをしっかりと確認しておきましょう。
項目 | 賢い節約プラン | 充実の標準プラン |
---|---|---|
航空券(往復) | 8万円~(LCC・閑散期利用) | 15万円~(大手航空会社・通常期) |
宿泊費(5泊) | 5万円~(コンドミニアムや郊外ホテル) | 15万円~(ワイキキ中心部のオーシャンビューホテル) |
食費・滞在費 | 5万円~(自炊・フードコート・B級グルメ活用) | 10万円~(人気レストラン・ディナーショーなど) |
合計(目安) | 18万円~ | 40万円~ |
このように、工夫次第で費用は大きく変わります。ふたりの価値観と予算に合わせて、完全にオーダーメイドの旅を計画することが可能です。
ハワイで「何もしない贅沢」心に残る体験

ハワイの旅の醍醐味は、ガイドブックに載っている観光名所を効率よく巡ることだけではありません。
むしろ、あえてスケジュールを空白にし、「何もしない」という時間を作ることこそが、最高の贅沢であり、ふたりの心に深く残る体験となります。
結婚式の準備のような無数のタスクに追われることなく、ただふたりでいる時間を心ゆくまで味わう。
これこそが、慌ただしい日常から離れた、新しい門出にふさわしい過ごし方ではないでしょうか。
例えば、こんな一日はいかがでしょう。
- 早起きして、ホテルのラナイ(ベランダ)で朝日に染まるダイヤモンドヘッドを眺めながら、買ってきたばかりのコナコーヒーをゆっくりと淹れる。
- 午前中はワイキキビーチの木陰にビーチタオルを敷き、心地よい風に吹かれながら、ただ波の音を聞きながらうたた寝をする。
- ランチはABCストアで買ったサンドイッチやポケボウルを持って、カピオラニ公園の広大な芝生の上でピクニック。
- 午後はファーマーズマーケットを覗き、新鮮なトロピカルフルーツを買い込んでホテルに戻り、冷やして味わう。
- 夕暮れ時、サンセットの時間に合わせてビーチへ行き、空の色がオレンジからピンク、そして紫へと刻々と変わっていく様子を、言葉少なに見つめる。
分刻みの予定を詰め込まず、その日の気分で「何をしようか」と相談する。
そんな気ままな時間の中で交わす何気ない会話や、偶然見つけた小さなカフェ、共に見た美しい景色は、どんな高価な指輪以上に輝きを放つ、ふたりの一生の宝物になるはずです。
指輪の代わりの思い出作りをしよう

婚約指輪や結婚指輪を用意しない代わりに、ハワイでふたりだけの特別な「記念の品」や「記念の体験」を創造するのは、とても素晴らしいアイデアです。
形として残るものも、体験そのものも、ハワイの爽やかな空気と美しい景色と共に記憶され、忘れられない思い出となります。
ハワイアンジュエリーをふたりで手作りする
ハワイの伝統的な宝飾品であるハワイアンジュエリーは、その美しい彫刻の一つひとつに特別な意味が込められており、古くからお守りとして大切にされてきました。
例えば、スクロール(波)の模様は「永遠に途切れることのない愛」、ホヌ(ウミガメ)は「幸運を運ぶ海の守り神」、プルメリアの花は「気品と魅力」を象徴します。
オアフ島には、観光客でも気軽にジュエリー作りを体験できる工房がいくつかあります。
そこでふたりでお互いのリングやバングルを手作りする体験は、デザインを相談し、一緒に槌を振るう共同作業を通じて絆を深める、まさに結婚の記念にぴったりのアクティビティです。
自分たちで作った世界に一つだけのジュエリーは、見るたびにハワイの楽しい時間を思い出させてくれるでしょう。
プロによるロケーションフォトツアー
結婚式は挙げなくても、「特別な衣装で美しい写真を残したい」という願いは、ハワイなら最高の形で叶えられます。
プロのカメラマンに依頼して、ハワイの絶景を背景に記念写真を撮ってもらう「ロケーションフォトツアー」は、非常におすすめです。
ワイキキビーチはもちろん、マジックアイランドから望むダイヤモンドヘッドの絶景や、全米で最も美しいビーチに選ばれたこともあるワイマナロビーチの白い砂浜など、撮影ロケーションの選択肢は豊富です。
フォーマルなウェディングドレスやタキシードだけでなく、カジュアルなアロハシャツとムームーで、リラックスした雰囲気の写真を撮るのも素敵です。撮影した写真は、家族や友人への結婚報告にも活用でき、一生の宝物になります。
フォトツアーや体験はベルトラでの予約が安心
ハワイアンジュエリー作りやフォトツアー、マリンスポーツなどのアクティビティは、現地オプショナルツアー専門の予約サイト「ベルトラ(Veltra)」で探すのが便利で安心です。
ベルトラの最大の魅力は、豊富なツアー掲載数と、実際に体験した人の口コミです。
日本語でツアー内容をじっくり比較検討でき、多くの写真やレビューを参考に選べるため、「思っていた内容と違った」という失敗を防げます。
日本語ガイド付きのツアーも多く、言葉の心配なくアクティビティに集中できるのも嬉しいポイントです。
モデルプラン:のんびり派のふたりへ

こんなカップルにおすすめ
- アクティブに動き回るより、リラックスして過ごしたい
- ショッピングやグルメをゆっくり楽しみたい
- ハワイの穏やかな雰囲気を満喫したい
とにかく心と体を休め、ハワイの穏やかな時間を満喫したい。そんな「のんびり派」のふたりにおすすめの、贅沢な5泊7日のモデルプランです。
1日目:到着後、無理せずホテル周辺を散策
ホノルル空港到着後、タクシーやシャトルバスでホテルにチェックイン。長旅の疲れを癒すため、初日は無理な予定を立てず、ホテルのプールサイドでリラックスしたり、ワイキキビーチを散歩したりして過ごします。夜は海辺のレストランで、美しいサンセットを眺めながらのディナーを予約しておきましょう。
2日目:ワイキキでショッピングとグルメ三昧
午前中はワイキキビーチでのんびりと海水浴や読書。午後はアラモアナセンターへ向かい、心ゆくまでショッピングを楽しみます。夕食は、センター内のフードコート「ラナイ」で、様々なジャンルのローカルフードを気軽に味わうのもおすすめです。
3日目:極上の癒しとアートに触れる一日
午前中は、ホテルのスパや街の専門サロンで、ハワイ伝統の「ロミロミマッサージ」をペアで体験。心身ともに深くリフレッシュできます。午後は、壁画アートで有名なカカアコ地区を散策し、おしゃれなカフェで休憩。夜は予約が取りにくい人気レストラン「MW レストラン」などで、モダンなハワイ料理を堪能しましょう。
4日目:美しい東海岸へ絶景ドライブ
レンタカーを借りて、景色の美しい東海岸エリアへドライブ。「この木なんの木」で有名なモアナルア・ガーデンに立ち寄った後、全米No.1ビーチに選ばれたこともあるカイルア・ビーチやラニカイ・ビーチへ。きめ細やかな白い砂浜とエメラルドグリーンの海を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごします。
5日目:名残を惜しみながら最後のショッピング
帰国の準備をしつつ、お土産探しなど、最後のショッピングを楽しみます。ホールフーズ・マーケットやターゲットなどで、ハワイらしい食料品や雑貨を探すのも楽しい時間です。夜はホテルのラナイで、買ってきたデリやワインを楽しみながら、ハワイの夜景を見つめ、ふたりの未来について語り合う時間にしましょう。
6日目・7日目:帰国
朝、少し早めにホノルル空港へ。楽しかった旅の思い出を胸に、日本へ帰国します。
モデルプラン:少しアクティブなふたりへ

こんなカップルにおすすめ
- ハワイの壮大な自然を体感したい
- マリンスポーツやアクティビティに挑戦したい
- ハワイの歴史や文化にも興味がある
ハワイの自然や文化を五感でアクティブに体験したい。そんな好奇心旺盛な「少しアクティブなふたりへ」の、充実の5泊7日のモデルプランです。
1日目:到着後、サンセットヨガでリフレッシュ
ホノルル空港到着後、ホテルにチェックイン。夕方はワイキキビーチで開催されているサンセットヨгаに参加。ハワイの心地よい風を感じながら体を動かし、長旅の疲れと時差ボケをリフレッシュします。
2日目:ダイヤモンドヘッド登頂とノースショア大満喫
早朝にTheBusや配車サービスを利用してダイヤモンドヘッドへ向かい、朝日を浴びながら頂上を目指します。360度のパノラマ絶景は最高の思い出になるはずです。下山後は、予約しておいたレンタカーでノースショアへ。有名なガーリックシュリンプのランチを味わい、サーフィンの聖地サンセットビーチや、古き良き街並みが残るハレイワを散策します。
3日目:感動のマリンスポーツと「天国の海」
事前にオプショナルツアーを予約し、シュノーケリングやSUP(スタンドアップパドルボード)などのマリンスポーツに挑戦。
運が良ければウミガメに出会えるかもしれません。
「天国の海」として知られるカネオヘ湾のサンドバー(砂州)を訪れるツアーは、息をのむほどの絶景が広がり、特におすすめです。
こうしたツアーの予約には、口コミが豊富な「ベルトラ」が便利です。
4日目:ハワイの奥深い歴史と文化に触れる
午前中はパールハーバー(真珠湾)を訪れ、アリゾナ記念館などで歴史の重みに触れます。厳粛な気持ちになった後は、ダウンタウンへ移動。イオラニ宮殿やカメハメハ大王像など、ハワイ王朝時代の史跡を巡り、ハワイの豊かな文化を学びます。夜はポリネシアン・カルチャー・センターで、迫力満点のダンスショーとディナーを楽しむのも良いでしょう。
5日目:自由時間と思い出の場所へ
旅の最終日は、やり残したことや、もう一度行きたい場所を訪れる自由時間。KCCファーマーズマーケットで朝食を楽しんだり、お気に入りのビーチで最後の時間を過ごしたり。お土産探しもこの日に済ませておきましょう。
6日目・7日目:帰国
朝、ホノルル空港へ。アドレナリンと感動に満ちた旅の思い出を胸に、日本へ帰国します。
「婚約指輪なし 結婚式なし 新婚旅行なし」で最高の旅を
- 「全部なし婚」はみじめではなく合理的で賢い選択
- 価値観は多様化しており自分たちらしさが最も大切
- セレモニー費用を未来への投資として有効活用できる
- 節約した資金は住居や資産形成、自己投資に回せる
- 結婚は人生の節目であり記念の思い出作りは重要
- 形式にとらわれずふたりが納得できる体験をしよう
- けじめと感謝の機会は心のこもった食事会などで作れる
- 新しい門出を祝う「始まりの旅」としてハワイは最適
- ハワイの非日常的な環境が心身を深く癒してくれる
- ハワイ旅行は計画次第で予算を柔軟に組めるのが魅力
- LCCやコンドミニアム活用で費用を賢く抑えることも可能
- 予定を詰め込まない「何もしない贅沢」が心に残る宝物になる
- 指輪の代わりにハワイアンジュエリー作りなどの体験も素敵
- プロによるロケーションフォトツアーは一生の記念になる
- ふたりのスタイルに合わせて旅のプランを自由に選ぼう