ハワイ旅行を計画するとき、多くの女性が悩むのがメイクの問題です。
ハワイに行くときはメイクをするべき? 飛行機でのメイクはいつするのがベスト? といった基本的な疑問から、メイクしないすっぴんで過ごす選択肢や、海外旅行で化粧しない場合のポイントまで、気になることはたくさんありますよね。
特に、ハワイアン航空で化粧はできますか?といった具体的な心配や、周囲に配慮した機内での化粧マナーも知っておきたいところ。
また、早朝着・朝早い便のメイク術や、ホノルル空港の化粧室活用法など、現地に着いてからの動きも重要です。
もちろん、ハワイ旅行に化粧品を持ち込むことはできますか?という持ち物に関するルールや、最重要!機内の保湿と乾燥対策も欠かせません。
この記事では、これらの疑問や不安をすべて解消し、最高のハワイ旅行はメイク計画から始まる、という視点で徹底解説します。
ポイント
- ハワイ便のフライト中における最適なメイクのタイミング
- 極度に乾燥する機内で肌を守るためのスキンケア方法
- 周囲に迷惑をかけないための機内メイクのマナー
- ハワイ到着後、スムーズにメイクを済ませるための具体的な場所とコツ
ハワイ旅行のメイク問題!基本戦略
- ハワイに行くときはメイクをするべき?
- 飛行機でのメイクはいつするのがベスト?
- メイクしないすっぴんで過ごす選択肢
- 海外旅行で化粧しない場合のポイント
- 最重要!機内の保湿と乾燥対策
ハワイに行くときはメイクをするべき?

結論から言うと、ハワイ旅行でメイクが必須というわけではありません。
ただ、TPO(時・場所・場合)を考えると、最低限の身だしなみとして軽くメイクをしておくのがおすすめです。
その理由は、主に2つあります。
一つは、アメリカの入国審査です。
審査官に不要な疑いを抱かせないためにも、疲れた印象を与えるよりは、健康的で清潔感のある姿の方がスムーズに進む可能性があります。
もう一つは、到着後すぐに活動を開始するケースが多いためです。
ホテルにチェックインする前に観光や食事の予定がある場合、すっぴんだと写真撮影をためらってしまうかもしれません。
かと言って、完璧なフルメイクは不要です。
肌への負担を考え、日焼け止め効果のある下地に、眉を整え、血色を良く見せるリップを塗る程度で十分でしょう。
大切なのは「きちんと感」であり、無理に作り込む必要はありません。
ポイント:TPO別メイクの考え方
- 入国審査:清潔感を意識したナチュラルメイク
- 到着後の観光:写真映えも意識しつつ、紫外線対策を重視したメイク
- 機内:メイクはせず、スキンケアに徹するのが基本
飛行機でのメイクはいつするのがベスト?

ハワイへのフライトは長時間に及ぶため、「搭乗前にメイクを落とし、到着前に再度メイクをする」のが最もおすすめのタイミングです。
日本を夜に出発するハワイ便の場合、メイクをしたまま搭乗すると、肌にメイクを乗せている時間が24時間を超えてしまうこともあります。
これは肌にとって大きな負担となるでしょう。
また、機内は非常に乾燥しているため、メイクをしていると余計に肌の水分が奪われやすくなります。
具体的な流れ
- 空港のラウンジや搭乗ゲート近くの化粧室で、搭乗前にメイクを落とす。
- 機内では保湿を中心としたスキンケアに専念し、しっかり睡眠をとる。
- ハワイ到着の1〜2時間前、朝食サービスが終わった頃に座席で簡単なメイクをする。
このサイクルを守ることで、肌への負担を最小限に抑えつつ、ハワイ到着時にはフレッシュな状態でいられます。結果的に、旅行初日から快適に過ごすことができるでしょう。
メイクをしないすっぴんで過ごす選択肢

肌のことを第一に考えるなら、「フライト中は完全にすっぴんで過ごす」という選択肢が最もおすすめです。
特に、敏感肌の方や普段から肌トラブルが気になる方にとっては、最良の方法と言えるでしょう。
すっぴんで過ごす最大のメリットは、何と言っても肌をゆっくり休ませられることです。
メイクによる毛穴の詰まりや、乾燥した機内での化粧崩れを気にする必要がありません。
その分、保湿ケアに集中できるため、肌のコンディションを良好に保ったままハワイに到着できます。
ただ、すっぴんでいることに抵抗を感じる方もいるかもしれません。
入国審査や、他の乗客の目が気になる場合は、マスクや大きめの伊達メガネを活用するのが効果的です。
マスクは顔を隠せるだけでなく、喉や肌の乾燥を防ぐ効果も期待できるため、一石二鳥のアイテムです。
すっぴんで過ごす際の注意点
すっぴんであっても、紫外線対策は必要です。
飛行機の窓から差し込む紫外線は非常に強いため、日焼け止めだけは塗っておくことを強く推奨します。
また、乾燥対策として保湿クリームはこまめに塗り直しましょう。
海外旅行で化粧しない場合のポイント

「旅行中はメイクから解放されたい」と考え、海外旅行では化粧をしない方も増えています。
それは素晴らしい選択ですが、その場合でも最低限のケアは必須です。
特に注意すべきなのは、「保湿」と「紫外線対策」の2点です。
前述の通り、機内は極度に乾燥しています。
化粧をしない分、肌は外部の刺激を直接受けやすくなるため、保湿クリームなどでしっかりとバリア機能の維持を心がけてください。
そして、ハワイに到着してからは紫外線との戦いが始まります。
ハワイの紫外線は日本の2倍以上とも言われています。
化粧をしないのであれば、なおさら強力な日焼け止めをこまめに塗り直す必要があります。
SPF50+、PA++++といった最高レベルのものを選び、2〜3時間おきに塗り直すのが理想です。
すっぴん旅の三種の神器
- 高保湿クリーム:機内やホテルでの乾燥対策に。
- 最強クラスの日焼け止め:ビーチや街歩きでの紫外線対策に。
- サングラス・帽子:物理的に紫外線をカットし、目や肌を守る。
これらのポイントを押さえることで、化粧をしなくても健やかな肌を保ちながら、ハワイ旅行を存分に楽しむことができます。
最重要!機内の保湿と乾燥対策

ハワイ便でのスキンケアにおいて、メイクをする・しない以上に重要なのが「保湿」です。
飛行機内の湿度は、時に20%以下になることもあり、これは砂漠地帯に匹敵するほどの乾燥レベルです。
この過酷な環境から肌を守るためには、徹底した乾燥対策が欠かせません。具体的には、以下のアイテムと方法が有効です。
外側からのケア
- 保湿ミスト:乾燥を感じた時に、手軽に水分を補給できます。メイクの上から使えるタイプも便利です。
- シートマスク:搭乗後、メイクを落とした肌に使うと効果的です。10〜15分ほどで集中的に潤いを届けられます。
- 保湿クリームやバーム:化粧水やミストで補給した水分の蒸発を防ぐため、油分でしっかり蓋をします。顔だけでなく、乾燥しやすい唇や手の甲にも塗りましょう。
内側からのケア
- こまめな水分補給:コーヒーやアルコールには利尿作用があるため、できるだけ水を飲むように心がけましょう。体の内側から潤すことが大切です。
- マスクの着用:自分の呼気に含まれる湿気で、顔周りの湿度を保つ効果が期待できます。喉の乾燥予防にもなります。
これらの対策を組み合わせることで、乾燥による肌ダメージを最小限に抑え、ハワイ到着後の化粧ノリも格段に良くなります。
ハワイ旅行でのメイク実践テクニック
- ハワイアン航空で化粧はできますか?
- 周囲に配慮した機内での化粧マナー
- 早朝着・朝早い便のメイク術
- ホノルル空港の化粧室活用法
- ハワイ旅行に化粧品を持ち込むことはできますか?
ハワイアン航空で化粧はできる?

結論として、ハワイアン航空の機内で化粧をすること自体は禁止されていません。
これはハワイアン航空に限らず、ほとんどの航空会社で共通しています。
ただし、問題となるのは「ルール」ではなく「マナー」です。
機内は多くの乗客が過ごす公共の空間。
そのため、自分の座席や化粧室での行動には、周囲への配慮が求められます。
特に、化粧室を長時間占領してフルメイクをする行為は、明確なマナー違反とされています。
ハワイアン航空のクルーも、他の乗客から苦情があれば注意せざるを得ません。
気持ちよく空の旅を楽しむためにも、機内でのメイクは自分の座席で手早く済ませられる範囲に留めるのが賢明です。
具体的には、日焼け止めやBBクリームを塗り、眉を描いてリップをつける程度であれば、座席で行っても問題視されることはほとんどないでしょう。
大切なのは、周りの人が不快に感じないように、スマートに行動することですね。
周囲に配慮した機内での化粧マナー

機内の座席でメイクをする際は、自分自身が快適であることと同じくらい、周りの乗客に不快感を与えないことが重要です。
以下のマナーをしっかり守りましょう。
機内メイクの4大マナー
- 香りの強いものは避ける
ミストタイプの化粧水や香水、香りの強いハンドクリームなどは、狭い機内では匂いがこもりやすく、気分が悪くなる人もいます。無香料のものを選ぶのが基本です。 - 粉が飛び散らないようにする
パウダーファンデーションやチーク、アイシャドウなどの粉物は、気圧の変化や揺れで飛び散りやすいです。隣の人の衣服や荷物を汚してしまう可能性もあるため、クリームタイプやリキッドタイプを選ぶと安心です。 - コンパクトな道具で手早く済ませる
大きな鏡を広げたり、化粧品をテーブルいっぱいに並べたりするのは控えましょう。小さな手鏡を使い、必要なものだけをポーチから出して手早く済ませるのがスマートです。 - 化粧室の長時間の利用は絶対に避ける
前述の通り、化粧室は多くの人が利用します。歯磨きやコンタクトの着脱など、短時間で済む用事以外で長時間こもるのはやめましょう。特に着陸前は混み合います。
これらの配慮を忘れなければ、機内でのメイクもトラブルなく快適に行えます。
早朝着・朝早い便のメイク術

ハワイ便の多くは早朝に現地へ到着します。
しかし、ホテルのチェックインは午後になることが多く、到着してからメイクをする場所に困るケースが少なくありません。
この時間差を乗り切るためのメイク術が重要になります。
おすすめの方法は、「機内と到着後でメイクを分担する」という考え方です。
ポイント
- 機内(到着前):ベースメイクまで完成させる
着陸の1〜2時間前に、スキンケアから日焼け止め、化粧下地、ファンデーション(またはBBクリーム)までのベースメイクを座席で済ませておきます。眉も描いておくと、すっぴん感がなくなります。 - 到着後(空港やラウンジ):ポイントメイクを仕上げる
空港の化粧室や、利用できるツアー会社のラウンジなど、少し落ち着ける場所に移動してから、チーク、アイメイク、リップなどのポイントメイクを追加して仕上げます。
この方法であれば、機内では最小限の作業で済み、到着後も慌てることなく、短時間でしっかりとしたメイクを完成させることができます。
特に、到着後すぐにオプショナルツアーなどに参加する予定がある方には効果的な方法です。
ホノルル空港の化粧室活用法

ハワイの玄関口、ダニエル・K・イノウエ国際空港(旧ホノルル空港)の化粧室は、到着後のメイク直しに活用できる貴重なスペースです。
入国審査と手荷物受け取りを終えて、個人出口や団体出口から到着ロビーに出ると、複数の化粧室があります。
一般的に、手荷物受取所(バゲージクレーム)付近の化粧室は混雑しがちですが、少し移動すれば比較的空いている場所も見つかります。
空港化粧室のチェックポイント
- 清潔度:清掃は行き届いており、比較的きれいです。
- 広さ:場所によりますが、スーツケースを持って入れる程度のスペースはあります。
- 混雑度:複数の便が到着する時間帯は混み合います。
ただし、空港の化粧室も公共の場であることに変わりはありません。
洗面台を長時間占領したり、化粧品を広げて場所を取ったりするのはマナー違反です。
ポイントメイクを手早く済ませる、といった使い方に留め、他の利用者の迷惑にならないよう心がけましょう。
もし、契約しているツアー会社やカード会社のラウンジが利用できる場合は、そちらのパウダールームを使うのが最も快適でおすすめです。
ハワイ旅行に化粧品を持ち込むことはできますか?

国際線のルールを守れば、化粧品を機内に持ち込むことは可能です。
特に注意が必要なのは、液体物の取り扱いです。
液体物は、以下のルールに従う必要があります。
- あらゆる液体物(ジェル、クリーム、スプレー類を含む)は、100ml(g)以下の容器に入れる。
- それらの容器を、容量1リットル以下のジッパー付き透明プラスチック袋(縦横合計40cm以内が目安)に余裕をもって入れる。
- 透明な袋の持ち込みは、1人1つまで。
種類 | 持ち込み | 注意点 |
---|---|---|
化粧水・乳液・クリーム | ◯ | 100ml以下の容器に入れ替え、透明袋に入れる。 |
リキッドファンデーション | ◯ | 液体物として扱われるため、上記ルールに従う。 |
メイク落としシート | ◯ | 液体物に該当しないため、袋に入れる必要はない場合が多い。 |
口紅・リップクリーム | ◯ | 固形のため、液体物制限の対象外。 |
パウダーファンデ・チーク | ◯ | 固形のため、液体物制限の対象外。 |
ヘアスプレー・制汗スプレー | △ | 引火性ガスが使用されているものは不可。航空会社の規定を確認。 |
これらのルールを守るため、旅行用のミニサイズコスメや、化粧品のサンプル(パウチ)を積極的に活用するのが非常に便利です。
荷物をコンパクトにできる上、面倒な詰め替えの手間も省けます。
注意:預け荷物の場合
機内に持ち込まず、スーツケースなどに入れて預ける場合は、1容器あたりの容量制限はありません。
ただし、スプレー類には別途規定があるため、各航空会社の公式サイトで確認することをおすすめします。
最高のハワイ旅行はメイク計画から
ハワイ旅行のメイクに関する様々な疑問やテクニックについて解説してきました。最後に、この記事の要点をまとめます。
- ハワイ旅行でのメイクは必須ではないがTPOを考えると軽くするのがおすすめ
- 入国審査や到着後の活動を考え清潔感のある姿を心がける
- 機内ではメイクを落としスキンケアに専念するのが肌への最適解
- メイクを落とすタイミングは搭乗前、再度メイクするのは到着1〜2時間前がベスト
- すっぴんで過ごす選択も快適だが紫外線対策と保湿は必須
- 機内は砂漠レベルで乾燥するためメイク以上に保湿対策が最重要
- 保湿ミスト、シートマスク、クリームなどを活用し徹底的に乾燥を防ぐ
- ハワイアン航空を含め機内での化粧は禁止されていないがマナーが重要
- 早朝着便では機内でベースメイク、到着後にポイントメイクと分担するのが効率的
- ホノルル空港の化粧室は活用できるが混雑を考慮し手早く済ませる
- 化粧品の機内持ち込みは液体物ルール(100ml以下の容器、透明袋)を守れば可能
- 液体物ルールをクリアするためトラベルサイズやサンプルの活用が便利
- すっぴんを隠したい場合や乾燥対策としてマスクの着用は非常に有効
- 自分に合ったメイク計画を事前に立てることが快適なハワイ旅行の鍵となる
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ハワイでは、オキシベンゾンとオクチノキサートという成分が入った日焼け止めの販売・流通を禁止する法律があります。
ただし、持ち込み・使用に罰則はなく、ハワイの美しい自然を守るという理由から、上記の成分が入っていない日焼け止めを使おうという風潮になっています。
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